- 腹筋ローラーで脂肪は燃焼できる?
- 身体がだらしなくなってきたから、脂肪を落としたい
- 筋肉を鍛えつつ、脂肪が落ちる方法はないの?
上記のような疑問を解決する記事を、シックスパック細マッチョが解説します。
目次
当記事の信頼性
- 筆者は、腹筋ローラーを26000回以上転がしている細マッチョ
なお、自宅で身体を変えたいなら、下記5点の準備を推奨します。なぜなら、私自身が早めに買っておけば良かったと痛感したためです。遠回りして時間を失いたくないなら、参考にしてください。
- 腹筋ローラー:最強のシックスパックへ
- ぶら下がり健康器(懸垂マシン):大きな背中を手に入れたい方へ
- 10kgダンベル:筋肉を鍛えるのにマジで便利
- インクラインベンチ:持って損はしない筋トレ器具
- プロテイン :筋トレの効果を実感したい方へ
腹筋ローラーで脂肪燃焼はできるのか?【結論:脂肪は落ちる】
結論から申し上げます。
- 腹筋ローラー(アブローラー)で脂肪燃焼は可能
というのも、腹筋ローラーは数多くの筋肉を使う動作であり、身体にあるエネルギーを減少させる運動だからです。
内臓脂肪や皮下脂肪は身体の余剰エネルギーが蓄積されてできるものです。
そのため、脂肪を燃焼させるにはエネルギーを消費させなければなりません。
消費エネルギーを増やすための運動として、アブローラーが適していると思う理由を3つ詳しく解説します。
腹筋ローラーは腹筋を刺激する無酸素運動である
まず1つめの理由が、腹筋ローラーは腹筋を刺激できる無酸素運動だからです。
- 無酸素運動とは、短時間で瞬間的な力を発揮する運動
この運動では、筋肉の中でも大きな力を出す速筋という筋肉が使用されます。
そして、速筋を鍛えることで筋肉が肥大しやすくなります。
腹筋ローラーは押して引くという短い動作であり、その際に瞬時的な負荷が腹筋をはじめとする複数の筋肉にかかるのです。
つまり、腹筋ローラーは速筋を鍛える無酸素運動だということです。
無酸素運動は、エネルギー源として糖(グリコーゲン)を使用するので脂肪を使うわけではありませんが、筋肉が肥大するという点があります。
実は筋肉を鍛えることで、
- 身体の代謝量(生きていく上で必要なエネルギーの消費量)が上がる
言い換えると、食べ物を食べても、筋肉がない方と比較すると脂肪がつきにくいということです。
痩せやすい体質になれるとも言えます。
そのため、腹筋ローラーを頑張ると筋肉が肥大するので、間接的に脂肪を燃焼できるというわけです。
腹筋ローラーは脂肪を燃焼する有酸素運動である
2つめの理由として、腹筋ローラーは、脂肪を燃焼する有酸素運動でもあるからです。
- 有酸素運動とは、酸素を使用してエネルギーを作る運動
有酸素運動はエネルギーを取り出す際に、酸素とともに脂肪を使うため、直接的に脂肪を燃焼できるのです。
腹筋ローラーは、主として無酸素運動ですが、使用方法によっては有酸素運動にもなります。
これはどういう理論かというと、
- 1回の動作に注目→瞬間的な力を発揮する無酸素運動
- 連続した動作に注目→持続的な力を発揮する有酸素運動
というわけであります。
言い換えると、局所的に見れば無酸素運動であり、大局的に捉えると有酸素運動であるということです。
したがって、腹筋ローラーは有酸素運動とも言えるため、脂肪燃焼に寄与できるのです。
腹筋ローラーをすると健康的な食生活になる
最後の理由は、腹筋ローラーを始めると、健康的な食生活になるためです。
腹筋ローラーは身体に負荷をかける動作になりますので、少なからずストレスをうけることになります。
人の心情としても、ここまで頑張っているのだから、報われたい気持ちが芽生えるわけです。
その気持ちが、少しでも効率的に身体を変えたいという意識になり、健康的な食事を摂ろうという行動につながるのです。
ここで言う健康的な食事とは、
- 暴飲暴食をせずに摂取カロリーを消費カロリーよりも少なくする食事
内臓脂肪や皮下脂肪が落ちるためには、消費カロリーが摂取カロリーを上回らなければなりません。
言い換えると、摂取カロリーをむやみに増やした状態だと、いくら腹筋ローラーを頑張っても脂肪が落ちないという状況になりえるということです。
なので、摂取カロリーの目安を知っておく必要があり、これを超えないように食事をしなければなりません。
具体的な目安は下記のとおりです。
- 男性:2100kcal
- 女性:1800kcal
おおよそこれを基準に食物を食べると、脂肪が落ちるようになります。
もし上記の数値でも難しいなら、100kcalの間隔で調整してみてください。
筋肉の材料であるタンパク質の多い食事でカロリーを摂取して、腹筋ローラーで消費カロリーを上げると脂肪は燃焼されます。
この機会に腹筋ローラーに取り組んでみましょう。
なお、細マッチョの食事方法については、細マッチョの食事メニューと奥義を解説【コンビニ飯もある】で詳しく解説していますので、興味があればご覧ください。
腹筋ローラーで内臓脂肪や皮下脂肪を燃焼する方法
腹筋ローラーを用いて、身体に蓄積された内臓脂肪や皮下脂肪を燃焼させるための方法を紹介します。
- 初心者
- 中級者以上
にわけて解説します。現在の状況に合わせて取り組んでみてください。
なお、腹筋ローラーでシックスパックをつくった私のおすすめは下記です。
最速で腹筋が割れると思ってますので、ぜひ参考にしてください。
初心者向け脂肪燃焼メニュー:限界まで膝コロ
まず、初心者のプログラムです。
ここでいう初心者とは、運動経験が少ない方をさします。
筋肉に自信がない方は、まずはこのメニューをしてください。
- 腹筋ローラーを手に持って地面に膝をつける
- 身体を丸めて前に転がしてみる
- 可能な限り伸ばす
- バランスをとりながら元の位置に戻る
この動作を限界まで行いましょう。
人によっては1回も難しい方もいるかもしれませんが、それで大丈夫です。
マイペースにできるところまで頑張りましょう。
余裕がある方は、限界まで転がしてみましょう。3桁の数字ができるようになったら脂肪燃焼もはかどります。
なお、腹筋ローラーの使い方については、腹筋ローラーの正しいやり方・使い方・フォームのまとめ【初心者・女性は必見】で詳細に解説してますのであわせてどうぞ。
中級者以上向け脂肪燃焼メニュー:限界まで立ちコロ
続いて、中級者以上のプログラムです。
中級者以上とは、膝コロが余裕でできるようになり、筋肉にも自信がついてきた方とします。
割と難しいですが、安全に配慮しつつチャレンジしてみてください。
- 腹筋ローラーを手に持つ
- 膝をつけずに両足で立つ
- 身体を丸めて腹筋に力を入れる
- 前に押し出して限界まで伸ばす
- 倒れないように注意しながら戻す
これも限界までやってみましょう。
腹筋以外にも全身の筋肉を使っている感覚がありますので、脂肪の燃焼も促進されます。
効率を重視して腹筋を割りたいなら、このプログラムを頑張ってみてください。
一気に脂肪が落ちるわけではないことに注意
ここで注意しておきべきことがあります。
脂肪はいきなり落ちるわけではないということです。
- 脂肪を1kg落とすのに、約7200kcalが必要
ですので、短期間の腹筋ローラーと食事管理では、劇的な変化は難しいというわけです。
脂肪を燃焼してかっこいい身体をつくるには、長い間取り組むことが大事になります。
マイペースでいいので、食事管理はもちろん、腹筋ローラーも筋肉痛のとき以外は毎日するようにしてみてください。
焦らずコツコツと続けていれば結果は見えてきます。
なお、腹筋ローラーで筋肉痛があるときの対処法と効果が出る期間については、下記で詳しく解説しています。
お腹の脂肪が落ちるように腹筋ローラーを続けよう
正直に話すと、これまでの運動や食習慣を変えるのは難しいです。
今まで幾度となく、脂肪を落とそうと決心して行動に移しても、いつの間にか挫折していたことでしょう。
昔の私もそうでした。なんだかんだ理由をつけて辞めていました。
そんな私でも唯一続けられたのが腹筋ローラーなのです。
腹筋ローラーを頑張れば、脂肪が燃焼され筋肉がつくのは間違いありません。
なので、当記事をご覧になっている皆様もアブローラーと食事管理を頑張ってください。
最後にお腹の脂肪が落ちるためのポイント紹介します。
プロテインは筋肉をつけるための栄養食
まず、プロテインを飲むようにしてください。
プロテインは筋肉の合成材料になりますので、腹筋ローラーで刺激した筋肉を肥大しやすい環境をつくることができます。
筋肉がつくと脂肪燃焼もはかどりますので、効率を求める方はぜひ取り入れてみましょう。
現在は安価で入手できるようになっています。
脂肪燃焼を促進させたいならジムに行く
最短で脂肪を燃焼させてボディメイクをしたい方は、迷わずジムに行きましょう。
パーソナルジムでは身体づくりのプロがいるので、分からないことはすぐに聞けて、自己管理もしやすく身体を変えやすい環境で頑張ることができます。
お金はかかるかもですが、自信あふれるボディをゲットできるといった将来的なメリットを考えると、投資しても損はしないと思います。
今日から腹筋ローラーと並行してジムに行き、筋肉をつけてお腹の脂肪が落ちるように頑張りましょう。