- 腹筋ローラーで猫背は改善できるのかな
- 姿勢を良くしたい
- 猫背はかっこ悪いから治したい
このような悩みを解決する記事を書いていきます。
猫背、姿勢改善と腹筋ローラーの関係に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
本記事の信頼性
- 筆者は腹筋ローラーでシックスパックを磨き上げた男
おすすめは上記です。
腹筋ローラーで猫背を改善できる理由【姿勢が良くなる】
結論から言うと、腹筋ローラー(アブローラー)で猫背を改善でき、姿勢が良くなることが期待できます。
というのも、腹筋ローラーは姿勢に関わる筋肉を鍛えることができるからです。
姿勢、猫背に関わる筋肉の代表例をあげると、
- 腹直筋
- 大胸筋
- 脊柱起立筋
という筋肉があります。
腹筋ローラーの特有の動作から、これらの筋肉を発達できるため、姿勢や猫背が良くなるのです。
猫背になったり、姿勢が悪くなる原因として、腹筋や背中の筋肉が弱くなっていることがあげられます。
日常生活においてデスクワークが多かったり、また年を重ねることに起因して、筋肉が衰えて弱くなっているため、猫背や姿勢が悪くなったりするのです。
つまり、猫背や姿勢を改善するためには、筋肉の強化が必要ということです。
そこで活躍するのが腹筋ローラーなのです。
アブローラーで猫背や姿勢が良くなる理由の信頼性をあげるために、先ほど上げた筋肉を鍛えられる理由を3つ深掘りしていきます。
- 腹筋ローラーは背骨を丸めて行う動作である
- 腹筋ローラーは押して引く動作である
- 腹筋ローラーは軌道が安定していない動作である
それぞれ解説していきます。
腹筋ローラーは背骨を丸めて行う動作である
まずは、腹直筋を鍛えられる理由です。
腹筋ローラーは背骨を丸めて行う動作であるため、腹直筋が刺激されます。
腹直筋とはお腹の正面にある筋肉であり、アブローラーで主に鍛えられる筋肉です。
この筋肉には背骨を丸めるという役割があるので、腹直筋を鍛えたい場合は、身体を丸めてトレーニングを行う必要があります。
腹筋ローラーは動作をスタートする時点で身体を丸めているので、自然と腹直筋が鍛えられるわけです。詳しい動作については、次の章でトレーニングメニューと一緒に解説します。
もし身体を丸めていない場合でも、腸腰筋という猫背に関わる筋肉を発達できますし、腹直筋も使用していないわけではないので、どのみち姿勢の強化にはつながります。
腹筋ローラーは押して引く動作である
次に、大胸筋が鍛えられる理由についてです。
腹筋ローラーの動きに着目すると、押すと引くの2動作に分けられます。
実は押すと引く動作により、胸の筋肉が刺激されるのです。
少し専門的な話になりますが、屈曲と伸展という動作があるため、大胸筋が鍛えられます。
- 屈曲とは腕を前方に上げる動き
- 伸展とは腕を後方に下げる動き
つまり、押すときは屈曲が行われ、引くときは伸展が行われているということです。
どちらか一方の動作しか行うことができない場合でも、大胸筋は使われており刺激されているので、姿勢が良くなることに寄与します。
腹筋ローラーは軌道が安定していない動作である
最後に脊柱起立筋が刺激される理由です。
脊柱起立筋とは、背中の真ん中に沿った筋肉で、背骨を曲げたり伸ばしたりする筋肉です。
先ほど解説したとおり、腹筋ローラーは身体を丸めて行うトレーニングですので、自然と脊柱起立筋が刺激されるのです。
もう少し細かく見ると、アブローラーは身体を地面に向かって倒す運動であり、かつ軌道が安定していません。
軌道が安定しないということは、身体が倒れやすい状況と言い換えることもできます。
その際、本能的に身体を傷つけまいと倒れないようにバランスを取ろうとします。
これが多くの筋線維を動員することになるのです。
つまり、腹筋ローラーは腹筋を初めとするたくさんの筋肉に体重分の負荷がかかる運動であり、そのときに脊柱起立筋も使うため発達していくということです。
そして脊柱起立筋は姿勢の保持をするための筋肉であるため、腹筋ローラーで姿勢が良くなることがあるというわけです。
以上のことから、腹筋ローラーは猫背に関わる筋肉を鍛えられるといえ、姿勢の改善が期待できると考えています。
腹筋ローラーで姿勢を良くするトレーニング方法
では、腹筋ローラーで猫背を改善するためのトレーニングを紹介します。
初心者用と中級者以上の2パターン用意しましたので、今のあなたにあったプログラムを選択してみてください。
なお、筆者がおすすめする腹筋ローラーは下記にあります。
初心者におすすめ猫背改善メニュー:①膝コロ
まず初心者の方に向けたメニューです。
膝コロというプログラムを提案します。
方法は下記の通り。
- 腹筋ローラーを両手で持つ
- ローラーと膝を地面につける
- 背骨を丸めて姿勢を保持する
- できるところまでローラーを前に押す
- バランスをとりながらローラーを後ろに引く
この一連の動作を10回を目標に頑張りましょう。
もしかしたら、引く動作が難しいかもしれませんが、それでも大丈夫です。
押す動作をしっかり行って、姿勢保持の筋肉を鍛えていきましょう。
なお、腹筋ローラーの詳細な使い方については、腹筋ローラーの正しいやり方・使い方・フォームのまとめ【初心者・女性は必見】で解説しています。
中級者以上におすすめ猫背改善メニュー:②立ちコロ
次に中級者以上におすすめのメニューです。
立ちコロというプログラムへの挑戦を推奨します。
ただし、立ちコロは難易度が高めなので、筋トレに自信のある方がチャレンジしてみてください。
手順は次の通りです。
- 腹筋ローラーを両手で持つ
- ローラーを地面につけて背骨を丸める
- 姿勢を保持したまま身体を前に倒す
- 可能な限り押してみる
- 倒れないようにもとの位置に戻る
10回2セットを目標にしましょう。
繰り返しになりますが、立ちコロは難しい種目です。
厳しそうなら、中断することも選択肢に入れてください。
猫背を良くするには頑張りすぎない
ここで付け加えておきたいことがあります。
それは、頑張りすぎないということです。
というのも、腹筋ローラーは猫背を良くする種目ですが、頑張りすぎると身体を痛めてしまうからです。
ここでいう身体を痛めるとは、筋肉痛ではなく、日常生活に支障が出まくるほどの痛みということです。
それほどトレーニングをしてしまうと、むしろ身体が悲鳴をあげてしまい、姿勢が悪化することも考えられます。
何事もそうですが、適度な量と質が大切です。
筋トレですので多少の無理は必要かもしれませんが、頑張りすぎないことが大切です。
もし腹筋ローラーで筋肉痛があるときは、休んで回復してから再開しましょう。
なお、筋肉痛があるときの対処法は、下記で解説しています。
猫背を改善するために腹筋ローラーを頑張ろう
今回は、腹筋ローラーで猫背を改善できる理由について解説しました。
アブローラーは、姿勢に関わる筋肉である腹直筋、大胸筋、脊柱起立筋などを発達させることができるため、猫背が改善できると思います。
現状に合わせてトレーニングを行えば、姿勢が良くなると思いますので、この機会にぜひチャレンジしてみてください。
最後に、腹筋ローラーでトレーニングをする上でのポイントを紹介します。
腹筋ローラーをするならプロテインも活用しよう
まず、プロテインを飲んでみましょう。
プロテインはタンパク質であり、筋肉の構成要素です。
タンパク質をとり、腹筋ローラーをする。そして、タンパク質を補給する。
このサイクルを繰り返すと、効率的に筋肉を発達させることができるのでオススメです。
トレーニングをムダにしたくないなら、プロテインを飲みましょう。
身体づくりを追求するならパーソナルジムに行く
そして、筋トレを通して身体づくりに興味がでたのであれば、パーソナルジムに行きましょう。
パーソナルジムにはトレーナーがいますので、モチベーション高く筋トレに向き合うことができます。
一人で頑張るよりも挫折しにくいですので、身体を変えて自信を持ちたい方はジムでトレーニングすることもおすすめです。
かっこいい姿勢と筋肉を手に入れましょう。