腹筋ローラーで肘が痛い人へ【使い方を見直す】

腹筋ローラー
肘の痛みに悩んでいる人
「なんか腹筋ローラーをすると肘が痛いんだよね。このままで大丈夫なんだろうか。何か対処できることがあれば知りたいです。」

このような悩みを解消します。

目次

記事の信頼性

  • 筆者は、腹筋ローラーでシックスパックをつくった細マッチョ

個人的に思う、腹筋が最速で割れるアブローラーは下記です。参考にしてみてください。

adidas(アディダス)腹筋ローラー

adidas(アディダス)ヨガマット

腹筋ローラーで肘が痛い人へ【使い方を見直す】

ツイートでも紹介しましたが、腹筋ローラー(アブローラー)で肘が痛くなる人は、あながち間違っていません。

腹筋ローラーをすると肘の痛みは発生する

腹筋ローラーの動作を分解すると、押すと引くの2つの動きに分けることができます。

  • どちらの動作にも共通することですが、身体への負荷が大きいです

なぜなら、床に身体が倒れないように、全身の筋肉を使っているため。

このとき、肘にも負荷がかかります。

つまり、腹筋ローラーの動作をする限り、肘に負荷がかかるのは当たり前のことなのです。

肘が痛いのはある程度仕方ないですが、もしかしたら、使い方がよくなくて悪化している可能性があります。

肘を曲げると負担が大きくなる

なぜなら、肘を曲げたほうが力を発揮しやすくなるから。

  • 力を出しやすいということは、その筋肉をかなり使うということです

例えば、重いものを持ち上げるときをイメージするとわかりやすいかもしれません。

腕を真っ直ぐに伸ばす場合としっかりと肘を曲げる場合では、どちらが楽に上げられそうですか。

おそらく、後者のほうだと思います。なぜなら、肘まわりの筋肉も使っているため。

逆に前者の場合は、ほとんど肩の力だけで持ち上げています。

何が言いたいかというと、

  • 腹筋ローラーで肘を曲げると、その分深くまで身体を倒せるかもしれませんが、負担はかなり大きいということです

肘を曲げることで、他の筋肉が抱えていたストレスの一部をひきうけることになるのです。

肘を伸ばすことで負荷は減る

裏を返せば、肘への痛みをなくしたいなら、腕をまっすぐにして腹筋ローラーをするといいということです。

  • 肘の負担を完全になくすことは難しいですが、痛みが軽減されるのは間違いありません

ただ一つだけ注意点があります。肘を伸ばす場合、肩への負荷は増えるのです。

なので、肩の不安がある人は、少しだけ肘を曲げて転がすのが現実的かもしれません。

そうすることで、肘の痛みは大幅に減らせると思います。

やり方としては次の通り。

  1. 腹筋ローラーを構える
  2. できるだけ肘を伸ばした状態で腹筋ローラーを転がす
  3. 限界に達したところで引く

この方法を試してみてください。

また、実際のトレーニングを様子を動画にしましたので、合わせてご覧いただけると参考になると思います。

自分のできる範囲で取り組む

次のポイントとして、自分ができる難易度で腹筋ローラーをするということ。

繰り返しになりますが、腹筋ローラーは身体を倒せば倒すほど、負荷が大きくなります。

そのときに、どんなフォームであれ、肘への負荷はかかっていますので、痛みも発生しやすくなるのです。

肘が痛いときに確認してほしいのが、

  • 腹筋ローラーを限界を超えて押しすぎていないか
  • 無理をして難易度の高い種目に挑戦していないか

の2点です。

押しすぎると肘への負担が増える

まず、前者について。腹筋ローラーを押しすぎると肘への負荷が増えます。

  • もし、痛いのであれば、そこがあなたの限界というわけです

腹筋ローラーは腹筋が鍛えられればOKなので、肘を痛めてまで遠くに伸ばす必要はありません。

一度見直してみましょう。

難易度の高い種目はしなくていい

次に後者。

もし、あなたが筋トレの経験が少ないのに、立ちコロに挑戦しているのであれば、いますぐに辞めたほうがいいと思います。

なぜなら、膝コロと比べて全体的にかなり負荷がかかるため。

肘への影響もありますので、立ちコロではなく膝コロで回数を積み上げましょう。膝コロでも十分に腹筋を鍛えることができます。

以上2点に注意しつつ、自分のこなせる範囲で頑張りましょう。

それでも腹筋ローラーをすると肘が痛いのなら

使い方を工夫して腹筋ローラーをすると、肘への負担を減らすことができます。

もし、それでも痛みがでるのであれば、さらなる対策を練らないといけません。

まずは休むのが大切

結論、痛みが完全に消えるまで腹筋ローラーを辞めましょう。

  • 腹筋ローラーで肘を酷使してしまうと、日常生活にも悪影響を及ぼします

例えば、ドアノブをひねるとき、ペットボトルを開け閉めするときなどです。

長い間、痛みを放置しておくと、何気ない動作でも痛みが走るようになります。

そうなると、腹筋ローラーどころではなくなるので、痛みがあるときはすぐに休むようにしましょう。

安静にしていてもきついときは、専門家への相談を検討したほうがいいです。

回復したら腹筋ローラーを頑張る

肘の痛みが完全になくなったら、再度腹筋ローラーに挑戦しましょう。

負荷をうまく分散させつつ、腹筋に効かせていけば自然と腹筋は割れてきます。

あなたのペースで大丈夫ですので、挫折せずに続けていくことが大事です。

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合わないなら別の種目に切り替える

もしかしたら、どんなにフォームに気をつけていても、腹筋ローラーで肘が痛くなるかもしれません。

  • その場合、別の腹筋種目への切り替えを推奨します

実は筋トレの種目にも相性があって、合うものと合わないものが出てきます。

つまり、あなたにとって最適の腹筋種目は別にある可能性があるのです。

腹筋ローラーも良い種目ですが、他にも腹筋を鍛える種目としてクランチがありますので、一度ご検討してみてください。

しっかり腹筋を鍛えて、自信のあるボディを手に入れましょう。

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